BLOG

正しいポジションを教える理由

2019/01/23
トイプードル ヒール

こんにちは、久しぶりの投稿になってしまいました。
トレーナーの引地です。

しつけでどこまでルールをしっかりと決めたら良いか?考えてみたいと思います。

日常生活ではとても「まぁいいか」が増えてしまいますよね?

例を上げてみます。

「お散歩中に引っ張りがひどい」のを治したい とします。

どの段階をOKとしますか?

①人より前に出るのは絶対ダメ!
②前に出ていても人を意識していればOK
③リードが張るまで
④苦しそうでなければOK
⑤引っ張っていても人が辛くなければOk
⑥人より後ろならどれだけ後ろでもOK

皆さんはどこに設定しますか?

トレーナーさんによって考えは色々あると思いますが

犬にとって一番安全なのは「人の真横」です。
そして教える時も「真横」が人からも犬からもコミュニケーションが
一番取れる場所だと思います。

前も後ろも、人の声が届かない、視界から消える場所では安全は守れませんね。

犬に何かを教える時、犬にもわかりやすく、人も一貫性を持てる場所で
教えて上げるのがベストです。

わかりやすく一貫性を持って教えると、犬の学習もきちんとしたものになりますね。

きちんとしているということは、仮に、気持ち的に聞けない様な状況下でも、
きちんと聞ける様になります。
わんちゃんは生きているので、気持ちによって行動が変わるのは当たり前ですね。

普段から曖昧に教えていると、そんな時にも大幅にズレが生じやすいですね。

日常で曖昧になりすい行動はトレーニングをすることで、もう一度リセットしていきましょう。

子犬を迎えた時、「おすわり」一つが楽しくて天才かと思った時の気持ちを
思い出して、しっかり向き合う時間作りをしてみてください。