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今できることを見つけてあげよう

2019/05/03
プードルくん

甘えん坊のプードルくんは多いですね。

令和 初日の生徒さんトイプードルの信くん。
怖がりですが、誰にでも抱っこが大好きです。
怖がりさんの1つのパターンのように思えます。
こんなタイプのプードルくんは意外と多いように思います。

「抱っこして〜」可愛いですよね。
でも、なんで抱っこがしたいのか考えたことありますか?
「怖いから」「甘えたいから」と思いがちですが、実際には
その感情は想像にすぎません。
直接わんちゃんがそう言ったわけではないんです。

やりたい行動はやって良いことがあったからというのが行動分析の考え方です。

では、抱っこしてどんなとくがあったのでしょうか?
・高くて見晴らしがよくなった
・抱っこで4方向ではなく、一部の範囲だけを見張ればよくなったので落ち着ける
・地面の匂いがいやで、そこから逃げることができた
・人の上に乗ることの優位性行動で満足したから
など他にも色々考えられますね。

守られて上から見下ろす犬の立場に立った時、子供の頃のロボットのアニメ(実写)を思い出しました。
大きなロボットの操縦席に自分がいて、操縦することで、敵と立ち向かう姿。
大きくなった自分、自分の言うことを聞いてくれる人かもしれません/...

理由はさておき、おやつがなくても、食ムラがあっても、指示を使わなくても
わんちゃんがやりたいことをうまく利用して、主従関係を作ることはできます。

逆に、そのまま受け入れていると、気が付いた時には、立場の逆転も起きてしまっているかも。

ここで、誤解のないように補足をすると
わんちゃんがやりたい行動は「させてはいけない」のではなく
うまく利用して主従関係を作りながら、させてあげれば良いと考えています。

しつけに厳しい訓練は必要ないとつくづく思います。

どんな風にお勉強しているか興味がある方は、ぜひ一緒に体験してみませんか?
お悩みをなおすしつけ教室からお悩みを予防しながら楽しむしつけ教室に
今の時代は変わってきています。

「令和」は犬に優しく! 犬を理解する! を広めて行きたいですね。

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